ホスピタソンのホームページでも触れていますが、私にとってサッカーはとても大きな存在です。このスポーツは私にさまざまなことを教え、また与えてくれました。勝利の喜びや達成感だけでなく、大切な人との出会いなど、ここから得たものは数知れません。
そうした自分自身の生い立ちもあって、サッカークラブの「いわきスポーツクラブ」を応援しています。
福島県いわき市に本拠を置くこのクラブは、素晴らしい理念を掲げています。私がずっとお世話になってきたサッカー界に貢献したいという思いに加え、クラブを率いる大倉智代表取締役兼総監督のビジョンに共感し、スポンサーとして応援させていただくことになりました。
いわきスポーツクラブのホームページには、「Philosophy」としてこうあります。
VISION(変わらない理念)は、スポーツを通じた社会価値の創造。そのために人づくり(体験・教育の場と機会の創出)、街づくり(スタジアムを核にした都市開発・集客イベント)に取り組む。
MISSION(今すべきこと)は、いわき市を東北一の都市にする(優れた人材No.1/住みたい街No.1に)
それを実現するのは5つのストラテジー(スポーツファシリティの運営・整備/「魂の息吹くフットボール」で熱狂空間を創出する/世界基準のチームビルディング/未来を担う人材の育成/地域との一体化)
そのためのVALUE(行動基準)はグローバルスタンダード+エキサイトメント。
いわきスポーツクラブの最終目標は「日本を元気にする」こと。東日本大震災で甚大な被害を受けたいわき市が復興から成長へとステージを変え、東北一の都市になる。その地域創生モデルを全国に広げることを目標に掲げていますが、そこでサッカーというスポーツが持つ「地域をひとつにする力」を生かそうというのです。
思えば、福島は私にとって縁の深い土地です。母方の祖母が会津出身でしたし、私がキリンビールに入社したのもいわき出身の親友の縁でした。福島で開催された第50回国体ではサッカー社会人の部で準優勝を果たし、相馬市ではボランティアの経験もあります。
そしてもうひとつ、飲食店の経営とサッカークラブの運営にはさまざまな共通点があると思います。とりわけ、私が提唱する「透明資産マーケティング」はクラブ運営にそのまま通じます。いわきスポーツクラブが大切にしているものも透明資産に他なりません。
では、いわきスポーツクラブにおける透明資産とは具体的に何か、それがクラブ運営にどのように生かされているのか、次回に詳しくお話ししたいと思います。
ー勝田耕司
ps.いわきスポーツクラブ大倉社長に「透明資産」に共感いただき、メッセージをいただきました。
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