SDGs

食産業にも求められる「サスティナビリティ」

〜食産業にも求められる「サスティナビリティ」。
その取り組みはブランド力を確実に高める〜

こんにちは!
ホスピタソン勝田耕司です。

SDGs
(Sustainable Development Goals=持続可能な開発目標)は、

その名の通り、
人類がこれからも存続できる世界をつくることが
最終的な目標です。

つまりサスティナビリティ(Sustainability=持続可能性)を
高めることが大きなテーマになってきます。

食にかかわる産業にとって、
サスティナビリティを高めるために取り組むべき
課題は多岐にわたります。

その中でも
重要な課題として浮上しているのが、
食材の供給元である生産者と共存共栄していくこと。

とりわけ、
食材供給網がますますグローバル化していく
現代にあっては

「フェアトレード(Fare Trade)」
を実現していくことが求められています。

フェアトレードとは、
直訳すれば「公正な取引」。

食材生産者の多くは発展途上国に存在しており、
取引において弱い立場にあります。

ようは「安く買い叩かれる」わけで、
それが生産国の経済発展を阻害しています。

フェアトレードとは、
そうした食材や製品を適正な価格で継続して購入し、

生産者とそこに働く労働者の生活を
向上させること、

それを実現する仕組みを
つくることを指します。

これは今後、
社会貢献を経営目標とする外食チェーンにとって
重要な課題になってきます。

そうした企業の店で食事をすることは
お客さまにとっても大きな価値。

つまりフェアトレードに取り組むことは、
店が持つ「透明資産」に他なりません。

フェアトレードの実現には
高いハードルがありますが、

現在いくつかの企業が取り組んでいる食材が
コーヒーです。

コーヒー生産国の多くは
経済的に苦しい国が多いですが、

コーヒーの需要が世界的に高まる中で、
新しい食材供給のルールをつくるうえでも
意義のある取り組みと言えるでしょう。

先進的な取り組みをしているのが
「スターバックスコーヒー」です。

国際相場に左右されない
仕入れを実現するために、

アフリカや南米など6ヵ国に
「ファーマーサポートセンター」を設けて
品質に見合った価格でコーヒーを調達。

生産者向けの低利融資を提供したり、
生産国の社会インフラ整備にも協力しています。

フェアトレード全般に関する
基準づくりを担う

国際フェアトレードラベル機構が認定した
「国際フェアトレード認証コーヒー」

を扱う小売業も増えてきました。

とくに積極的なのがコーヒーをはじめ
輸入食材を幅広く扱う「カルディ・コーヒーファーム」。

中でも注目されるのが
「ウーマンズハンドコーヒー」です。

その名の通り女性労働者によって
収穫されたコーヒーで、

女性の自立支援や社会的地位の向上などを目的とした
国際的な認証。

カルディでは
グアテマラの生産者のものを扱っており、

購入代金の一部が生産国での
女性への経済支援に還元されています。

スターバックスコーヒー、カルディ・コーヒーファームともに
高いブランド力を有していますが、

その背景にこうした取り組みがあることは
間違いないでしょう。

ー勝田耕司

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