〜お客さまへの強い思いこそ最大の透明資産。
厳しい中でも、その資産を守り抜いてほしい〜

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先ごろ政府が決定した総額
108兆円におよぶ緊急経済対策は、
コロナウィルス禍に苦しむ人々にとって
朗報であることは間違いありません。
売上げが急減した
中小事業者に200万円、
個人事業者に対しても100万円が
給付されることになりました。
飲食店の多くはその対象であり、
「これで一息つける」という店は
かなりの数にのぼるでしょう。
所得が減少した世帯への
現金給付と合わせて、
今回の経済対策の中でも
とくに迅速な対応が望まれます。
感染防止には3つの「密」が
厳禁ということで、
不特定多数の人が集まる飲食店に
足を運ぶこと自体を避ける風潮が
強まっています。
しかし、
飲食店の商品自体にニーズが
なくなったわけではありません。
いま多くの飲食店では、
売上げ減を補うべく
テイクアウトやデリバリーに
力を入れていますが、
これはお客さまの
ニーズに応えるという観点からも
重要なことです。
もうひとつ、
お店の存在をお客さまに
認知し続けてもらうためにも
テイクアウトやデリバリーは有効です。
外出自粛の流れの中で、
家庭内で食事をする(せざるを得ない)
傾向が強まっていますが、
その選択肢の中に
飲食店が存在し続けていることが
大事です。
7都府県で
緊急事態宣言が出され、
5月のゴールデンウィーク
明けまでは
経済活動の大幅な縮小を
余儀なくされます。
飲食店は、
できる限りの資金手当と
売上げ対策を実行しながら、
この状況を
しのぐしかありません。
しかし
明けない夜はないように、
コロナウィルス禍も
必ずいつかは終息します。
その時に
反転攻勢に出られるよう、
いまからできる
準備をしておきましょう。
準備の中でも大切なのは
「お店を磨く」
ことです。
お客さまが久しぶりに
来店された時、
その期待を
上回る商品やサービスで
おもてなしする。
これが、
終息後にお店のブランド力を
一気に高めることになるはずです。
そのためにも
テイクアウトやデリバリーなどで、
お店の機能を
維持しておくことが大切です。
そのうえで、
素材や調理法、
味つけの見直しといった
クオリティアップのための
取り組みを少しずつでも
続けていただきたいと思います。
先ごろ、
ある報道の中で
客数減に苦しむ飲食店オーナーの
コメントが紹介されていました。
「とにかく暇なので、
店の掃除ばかりしています」
というのですが、
これはとても大切なことです。
こういう状況の中でも
来店してくださるお客さまのために、
店をピカピカにしておく。
まさに「お店を磨く」ことを
実践しているのです。
QSCを高いレベルに保って
お客さまをお迎えする。
この強い思いこそ、
飲食店における最大の透明資産です。
ぜひとも、
その資産を守り抜いて
いただきたいと思います。
ー勝田耕司
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