「KENYA KING」
「HOUSE BLEND」
「PICCOLO BAMBINO」
「BRAZIL」
「MOCHA JAVA」
何の名前だろう?
詳しい人は知っている通り、
あるカフェのコーヒーブランドだよね。
店内の棚に、
カラフルなパッケージのコーヒー豆が
陳列されている。
これをみると、
ん〜どんな味なんだろう??
とワクワクするよ。
しかし、
カップに注がれて提供されるコーヒーは、
どれも同じカップに、
どれも同じ黒色の液体。
若干、香りに違いがあるかな。。。程度。
さて、
人間の五感による情報判断の割合
を知っているだろうか?
視覚・・・・・87%
聴覚・・・・・7%
触覚・・・・・3%
嗅覚・・・・・2%
味覚・・・・・1%
えっ、味覚1%???
では、味覚とは一体なんだろ?と、
疑問に思ったりする。
味覚とは「味」に対する感情のことを指し、
味覚だけが感情を生み出しているわけではなく、
ほかの感覚との関係、
つまり共感覚でとらえなければならない
という。
飲食店では、どう?
食事をする内装デザインやカラーリング
接客の声掛けやお料理の盛付けや食感、
温度、香り、硬さ柔らかさ、
お皿の形状、メニューブックに書かれたウンチク、
、、、という目に見えることもあれば、
目に見えない(=透明資産)含めて
トータルでそのお店の「味」が
お客様によって評価されてるんだよね。
実は、もう1つそのお店の「味」に
影響を与えていることが、
あることを知っておいて欲しい。
それは、
事前情報ともいえる「お客様の声」だ。
どういうことかと言うと、
グルメサイトやSNS等で画像や感想を掲載するといった行為が
事前情報として当たり前になっているよね。
「一億総グルメレポーター」
と言われる昨今であり、
彼らにどう発信してもらうかで、
別の人の「味」に影響を与えているんだ。
このときの問題は、
・撮影技術の未熟さ(=まずそうに見える)
・言葉の陳腐さ(=ありきたりの表現)
にあるように感じる。
ま、いづれにしても、
これら、トータルの情報が影響して、
あなたのお店の「味」を決定づけていること、
あなたも、知っていますよね。
「オレは、うまいもん提供しているから大丈夫や!」
なんて、もう言わないでくださいね。
ー勝田耕司
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