五月の下旬のある金曜日の朝、午前十時のこと。
初夏のやわらかな朝の光が、街路樹の若葉を、一枚、一枚、すきとおるように明るませはじめた、ちょうどその時刻。
私は、午前中のアポイントまでの、ぽっかりと空いた一時間半ほどを抱えながら、いつもの大通りから二本だけ路地のほうへと外れた、古い住宅街の一角を、ゆっくりと歩いていました。
私の上着の内ポケットには、もう、十五年ほど、毎日のように使い続けてきた、ある一本の万年筆が、しずかに、抱かれていました。
——その朝、私がある一軒の万年筆店を訪ねようと思い立ったのには、はっきりとした理由がありました。
来月の十五日、私の友人の娘さんが、結婚式を、挙げます。
そして、披露宴の終わりに、私には、ある一つの、たいせつな務めが、控えていました。それは、他界した友人との約束。友人の娘さんの父親役である。
——花嫁の父役としての、謝辞を代弁する。
ご来賓のみなさまへの、お礼の言葉。 そして、若い二人への、私からの、ささやかな、しかし、確かな、はなむけの言葉。
それを、おそらくは、五分ほど。 おそらくは、原稿用紙に、一枚か、二枚ほどの、ささやかな言葉を、私は、お預かりすることになっていたのです。
——その謝辞を、私は、必ず、自分の手で、万年筆で、紙に書き写してから、ご挨拶しよう。
そう、私はもう、何週間も前から、心に決めていました。
ワープロソフトで、画面に、文字を、打ち込みたくは、ありませんでした。
たった、原稿用紙の、一枚か、二枚の中に、これからの娘のすべての歳月への、私の祈りを、お預けするためには——、私の手の中の、ひと筆、ひと筆の、ささやかな抑揚と、ためらいとが、紙の繊維の上に、確かに残ってゆく、その「ひと筆の動き」そのものこそが、いちばん、その祈りを、ご一緒にお預かりしてくださる、そんな気が、していたのです。
そしてその朝。
私は、上着の内ポケットの中の、ある一本の、もう十五年来の、私の万年筆を、両手で、低く確かめながら、町外れの、ある一軒の、老舗の万年筆店へと、自然に、足を向けていたのです。
その万年筆は——、ここ数か月、いつもよりも、ほんのわずか、ペン先のインクの出が、不安定になっていたのでした。
ある日には、ふと、ペン先が、紙の上で、ほんの一瞬、引っ掛かるような感触を、お示しになり——、また、ある日には、まったく、何ごともなく、しずかに、流れてゆかれる。
その、ほんのわずかな、しかし、確かに、私の手のひらの中の、十五年来の感覚を、おだやかに、しかし、確かに乱す、その不安定さを、私は、何ヶ月もの間、見過ごし続けていたのです。
——しかし、来月十五日の、原稿用紙の、たった一枚か、二枚を、書き写すあいだに——、ペン先の不機嫌が、私の祈りの、ひと筆、ひと筆の上に、わずかでも、影を落としてしまうことを、私は、決して、許すわけにはいかなかったのです。
そして、私はもう、何年も前から、その存在だけは、人づてに伺っていた、町外れのある一軒の老舗の万年筆店へと、ゆっくりとした足取りで、向かっていたのです。
商店街の路地の、ちょうど突き当たり。
私は、磨き込まれた木の引き戸の上に、深い、深い、群青色の地に、白く「万年筆」とたった三文字、染め抜かれた、年代物の暖簾が、初夏のやわらかな朝の風にふわりと揺れている、ある一軒の店の前に、立っていました。
開業から、優に七十年は、超えているのでしょう。
私は引き戸の取手にそっと手をかけました。
引き戸が、長年使い込まれた木の、低く澄んだ音を立てて、ゆっくりと横へ滑った瞬間。
私を包み込んだのは、初夏の朝の路地の、若葉の薫りとは、まったく種類の違う、深く、しんと、しかし、決して冷たくはない、ある——黒檀や、樺の、磨き上げられた木の柄の、ほのかに深い、しっとりとした匂いと、ガラスの小さな瓶の中の、何種類もの、深い、深いインクの、しずかに澄んだ気配と、そして、長年、何千、何万人もの方々の、それぞれの、人生のたいせつなお手紙、たいせつな日記、たいせつなご署名のために、ひと本、ひと本と、お預かりされ続けてきた、その「書き続ける場」そのものの、おだやかで、しっとりとした気配とが、ひとつに溶け合った、芳醇で、しかし、極めて静謐な、ひとつの空気の厚みでした。
そこに漂っていたものは、もはや、ただの「万年筆店の匂い」では、ありませんでした。
それは、何千、何万人もの方々の、それぞれの人生の節目、節目の、お手紙、日記、ご署名——、その、それぞれの、たった一度の、しかし、確かなひと筆の場のために、この店の中で、ひと本、ひと本と、丁寧にお預かりされ続けてきた、その「無数の、ひと筆との出会い」そのものの気配だったのです。
そこには、これから、ある一人の方が、ご自分の人生の、たいせつな、たった一度のひと筆の場のために——、その方の手のひらの中の、十五年来の、ささやかな、しかし、確かなひと筆の癖を、まるごと、お預かりするための、極めて謙虚で、しかし揺るぎない「規律」が、確かに、店内の、何百本ものペン先と、何十本ものインクの瓶の、ひとつ、ひとつの、磨き上げられた表面の中に、息づいていたのです。
「いらっしゃいませ」
店の奥の、磨き上げられた檜の作業台の前で、白いシャツに、深い灰色のベストを羽織り、首から、白い綿の細いリボンを、ゆるく下げた、白髪のご高齢の店主が、両手の指先を、ご自分のベストの下のシャツで、ごく軽くお拭きになりながら、私のほうを見て、深く、深く頭を下げてくれました。
年齢はおそらく、もう八十代に近いでしょうか。
店主の左の目には、小さな、しかし、確かに精密な、深い灰色のルーペが、ぴたりと、はめ込まれていました。
——その瞬間、私は、はっと、しました。
店主は、たった今、奥の作業台で、ある一本のペン先の調整の途中で、いらっしゃったのです。
そして、私の声に応じるために、その精密な作業の手を、ふっと、お止めになり、ルーペは、左の目に、はめ込まれたまま、私に、ご挨拶をくださっているのでした。
声の音量は決して強くありませんでした。
むしろ、店内に漂う、深くしんと落ち着いた、ひと筆の気配を、わずかにも乱さない、絶妙な響き。
私は店内の中ほどに、ゆっくりと足を進めました。
そしてそこで、私は、息を、深く飲んだのです。
——壁ぎわの、磨き上げられた檜のショーケースの中に、整然と並べられた、何十枚もの、小さな、長方形のお取り扱い見本のペン先。
ショーケースの中には、深い、白木の、長方形の小さな盆の上に、ペン先だけが、合計、四十枚ほど、それぞれ、ぴたりと、寸分違わぬ間隔で、整然と並べられていました。
そして、驚くべきは——、その四十枚のペン先の、すべての、ペン先の先端——、ニブの、ちょうど、いちばん先のところが、すべて、寸分違わず、同じ方向に、同じ角度で、ぴたりと向けられていた、ということでした。
——細字の小さなペン先も。 ——中字の、ふつうの大きさのペン先も。 ——太字の、しっかりとした幅のペン先も。 ——極太の、なかには、もう、書道筆のように見える大きさのペン先も。
それぞれの、ペン先の大きさは、まったく、ばらばらでした。
しかし——、そのすべてのペン先の、いちばん先のところの「ひと筆の生まれる先」が、寸分のずれもなく、ぴたりと、同じ方向を、同じ角度で、お向けになっていたのです。
——細字も、極太も、ペン先の「書き出しの向き」は、まったく揃えられていた。 ——細字も、極太も、その「ひと筆の生まれる先」の高さは、まったく、同じところに、置かれていた。
その、ペン先の「先端」の、寸分違わぬ揃え方の中に——、店主は、何十年もの間、ご自分のショーケースに、ペン先を、お並べになるたびに、その一本、一本の「これから書かれてゆく、無数のひと筆」を、決して、贔屓も、見落としもなく、まったく、対等な敬意で、お預かりし続けてこられた、その「ひと筆の生まれる先への、絶妙な敬意」が、確かに、宿っていたのです。
——たった、ペン先の、いちばん先のところの、寸分違わぬ向きの中にも、規律が宿る。
これこそが、私の名づける「ペン先の規律」でした。
そして、店主は、私のほうを見て、こう、低くお尋ねくださいました。
「本日は、どのような、ご用件で、いらっしゃいますか」
私は、上着の内ポケットから、十五年来の、ある一本の万年筆を、両手で、低く取り出しました。
そして、その万年筆を、店主の作業台の上に、しずかに、しずかに、横たえました。
「この子の、ペン先の流れが、ここ数ヶ月、ほんのわずか、不安定になってまいりました。来月、他界した友人の娘さんの結婚式の謝辞を、これで、原稿に書き写したく、思っております。それまでに、もういちど、おだやかな流れに、戻していただきたく」
——店主は、その万年筆を、両手で、低く、まるで、生まれたばかりの小鳥を、両手のひらに、そっと、受け止めるかのように、お預かりになりました。
そして、ご自分の左の目のルーペを、ふと、軽く整え直し、その万年筆のペン先を、ルーペのちょうど焦点の位置へと、ゆっくりと、近づけていかれました。
そして、店主は、しばらくの間、その万年筆のペン先の、いちばん先のところを、ただ、しずかに、しずかに、見つめていらっしゃいました。
そして、店主は、こう、ぽつりと、おっしゃられたのです。
「お客さまは、ふだん、お字を書かれるとき、ペンを、わりと、立てて、お持ちになる癖でいらっしゃいますね」
——私は、その瞬間、はっと、しました。
店主は、たった今、私の万年筆を、ご自分のルーペの中で、ご覧になったばかりです。
私の、書きぶりの姿を、店主は、ただの一度も、ご覧になっては、いらっしゃいません。
しかし——、店主は、ペン先の、ある一点の、目には、ほとんど見えない、わずかな摩耗の痕跡から、私が、十五年もの間、ペンを、わりと立てて、お持ちになる癖で、書き続けてきたという、その目に見えない事実を——、確かに、読み取ってくださっていたのです。
私は、深く、深く頷きました。
「ええ。子どもの頃から、書道の先生に、そうお叱りを受けていたことが、ございました」
店主は、しずかに、ほんのわずか、頷きました。
「ご無理に、お直しに、ならなくて、よろしいのでございます。ペンを、わりと立ててお持ちになる癖は、ペン先の右の上のところに、わずかに、深く、当たる癖を、生み出します。十五年もの間、そのご癖と、確かに向き合ってきた、このペン先には——、そのご癖そのものが、もう、深く、染み込んでおります」
そして、店主は、こう付け加えてくださったのです。
「ですから、わたくしは、このペン先を、決して、最初の、まっさらな状態に、お戻しはいたしません。ただ、十五年もの間、お客さまの手の中で、しずかに、しずかに育まれてきた『右の上のところの、深い当たり』を——、これから、もう少しの間、よりおだやかに、お流れになるように、ほんのわずかに、整え直すだけに、いたします」
——「ペン先の調整を、いたします」では、ありませんでした。 ——「インクの流れを、お直しいたします」でも、ありませんでした。
「十五年もの間、お客さまの手の中で、しずかに、しずかに育まれてきた『右の上のところの、深い当たり』を、もう少しおだやかに、お流れになるように、整え直すだけに、いたします」——。
そのひとことの中に、店主は、私の十五年もの、目には決して見えない、ささやかな、しかし、確かな「ひと筆の癖」そのものへの、深い、深い敬意を、込めていてくださっていたのです。
——これが、「書き手の手癖への礼節」でした。
そして、店主は、ご自分の作業台の、いちばん小さな、極めて精密な、銀色の、繊細な、針のような道具を、両手で、低くお取りになりました。
そして、その針のような道具を、私の万年筆のペン先の、まさに、私が、十五年もの間、ペンを立てて、書き続けてきた「右の上のところ」へと——、寸分も急がず、ただ、ふわりと、お当てになっていかれたのです。
そして、店主は、その針のような道具の、ほんの、わずかな先端で、私のペン先の、ある一点を、ほんの、ほんの、わずかに——、まるで、もう、髪の毛の半分ほどの、極めて繊細な角度の整え直しを、ご自分の指先の中で、しずかに、しずかに、お加えになっていらしたのです。
——ペン先を、ただ、お削りになった、のでは、ありませんでした。 ——ペン先を、何かの「標準的な形」に、お戻しになっていらした、のでも、ありませんでした。
店主は、私の十五年もの間の、目には見えない、ささやかな「右の上のところの、深い当たり」を——、決して、なかったことには、なさらず、むしろ、その「私だけの当たり」を、これから、もう少しの間、よりおだやかに、紙の上を、お流れになるように——、ほんの、髪の毛の半分ほどの繊細さで、整え直してくださっていたのです。
そして、店主は、ペン先の調整を、終えられました。
そして、ご自分の小さな試し書き用の、白い和紙の便箋を、両手で、低く、お取りになり、そこに、ご自分の指先の感覚で、ふっと、ひと筆、書き味をお確かめになりました。
それから、店主は、その万年筆を、両手で、私のほうへと、両手で、低くお渡しくださいました。
「お客さま、よろしければ、こちらの便箋に、ふだんの、お手の動きで、何か、お書きになってみてくださいませ」
私は、その万年筆を、両手で、ふんわりと、お預かりしました。
そして、店主の差し出してくださった、和紙の便箋の上に——、ふだんの、私のいつもの癖のままで、ある一つの言葉を、しずかに、書いてみました。
「ありがとう」
——その瞬間、私は、息を、深く飲みました。
私の手のひらの中の、十五年来の、いつもの感覚は、寸分も、変わっていませんでした。
ペンを立てる、私の癖も、寸分も、変わっていませんでした。
しかし——、紙の上の、私のひと筆の、その「ありがとう」の五文字の流れが、もう、何ヶ月ものあいだ、ほんのわずかな引っ掛かりに、悩まされていた、その引っ掛かりが——、すっと、しずかに、ほどけていた、のです。
私の十五年の癖は、まったく、そのままに。 しかし、その癖と、ペン先との出会いだけが、もう、寸分のすれちがいもなく、ぴたりと、寄り添い直されていたのです。
毎日、何本ものペンを、お預かりし、調整なさっていらっしゃる店主。
それは、彼にとって、もう、何万回と、くりかえしてきた、極めて日常的な所作のはずです。
しかし、その何万回目の所作を、まるで、初めての、たった一本の、たった一人のお客さまの「十五年もの間の癖」のように——、その方が、これまで、誰にもほめられるでもなく、ただ、ご自分の手の中で、しずかに、しずかに育てて来られた、その目には決して見えない、ささやかな「右の上のところの、深い当たり」への、深い、深い敬意を、無言のうちに、針のような道具の、髪の毛の半分の繊細さの中に込めて、お渡しになる。
そして、私は、その瞬間、ようやく、はっきりと、分かったのでした。
——癖というものは、決して、お直しになるべきものでは、ない。
ペンを立てて、お持ちになる癖。 ひと筆の、書き出しが、ほんのわずか、右に上がる癖。 お字の終わりの、最後の払いが、ふと、止まってしまう癖。
——それらは、ある一人の方の、十五年、二十年、三十年もの、ご自分のお手のひらの中で、しずかに、しずかに育てて来られた、その方だけの「ひと筆の癖」そのものでした。
その「ひと筆の癖」のすべての、目には、ほとんど見えない、ささやかな積み重ねが——、その方の、いまの、ひと筆、ひと筆の中に、お流れになっていらっしゃったのです。
そして、来月十五日。
私が、披露宴の終わりに、原稿用紙の上から、ひと筆、ひと筆と、お読みする、その謝辞の言葉のすべての中にも——、私の十五年来の「右の上のところの、深い当たり」が、確かに、しずかに、しずかにお流れになっているのでしょう。
そしてその「ひと筆の癖」こそが——、ワープロソフトの、まっさらな活字には、決して宿ることのない、私だけの、ささやかな、しかし、確かな、祈りそのものなのです。
店主は、その万年筆を、薄い和紙で、ふんわりとお包みになり、その上から、桐の薄い小箱に、ふっくらと、お納めくださいました。
そして、私に、その小箱を、両手で、低くお渡しくださいました。
私は、深く、深く頭を下げ、引き戸を、ゆっくりと引いて、五月の下旬の、初夏の朝の路地に、再び戻りました。
街路樹の若葉は、その朝の光の中で、一枚、一枚、すきとおるように、明るく揺れていました。
そして、私の上着の内ポケットの中には、寸分も変わらないままに、しかし、ペン先とのすれちがいだけが、ぴたりとほどけた、十五年来の万年筆が、ふたたび、しずかに抱かれていたのです。
そして、その夜、私は、家の書斎の机の前に、座りました。
そして、原稿用紙の上に、ひと筆、ひと筆、しずかに、しずかに、来月十五日の、無き友人の娘さんへの謝辞の言葉を、書きはじめたのです。
ペンを、わりと立てて、お持ちになる、私のいつもの癖のままで。
ひと筆の、書き出しの、ほんのわずか、右に上がる、私のいつもの癖のままで。
——万年筆店とは、ただ、ペンを修理する場所では、ない。 ——万年筆店とは、ある一人の方の、何十年もの間、ご自分のお手のひらの中で、しずかに、しずかに育てて来られた、その方だけの「ひと筆の癖」そのものへの、深い、深い敬意を、ペン先のいちばん先のところの、髪の毛の半分の繊細さの中に込めて、お返しくださる場所だったのです。
vibes は、目には見えません。
しかし vibes は、こうして、たった一本のペン先の、いちばん先のところの、髪の毛の半分の整え直しの中にすら、店主の何十年もの所作の重みとともに、確かに織り込まれ——、来月の十五日、披露宴の終わりの、私のひと筆、ひと筆の、ささやかな祈りの中に、しずかに、しずかにお流れになり続けてゆくのでしょう。
——空気は、ある一人の方が、何十年もの間、ご自分の手の中で、しずかに、しずかに育てて来られた、目には見えない、ささやかな「ひと筆の癖」そのものへの、深い敬意を、たった、ペン先の、いちばん先のところに、確かに、お預けしてしまう。
それこそが、看板にも、値札にも、決して書かれることのない、町の老舗の万年筆店という店の、最も深い、最も静かな「透明な資産」だったのだ——。
私は、上着の内ポケットの中の、十五年来の、しかし、ふたたびぴたりと寄り添い直された万年筆を、両手で、ふと、しっかりと確かめながら、五月の下旬の、もうすぐ夏の気配を含み始めた、初夏の朝の路地の中で、ようやく気づいたのです。
——勝田耕司














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